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さつまいも「武州小江戸川越産金時薩摩芋 紅赤」を数量限定で取り扱い開始

いつもCOEDO ONLINE SHOPをご利用いただき誠にありがとうございます。
当店では、COEDOの原点である、さつまいも「武州小江戸川越産金時 紅赤」を数量限定でお取扱をスタート致します。

ご存じの方も多くいらっしゃるかと思いますが、COEDO紅赤-Beniaka-(Imperial Sweet Potato Amber)は、通称川越いもとも呼ばれるさつまいも「武州小江戸川越産金時 紅赤」(以下、さつまいも紅赤)を使用している、世界でも珍しいアンバーエールです。

さつまいも紅赤について、COEDOのルーツと共に少しご紹介したいと思います。

COEDOの母体である協同商事は、1970年代に有機農業を推進する会社として埼玉川越でスタートし、全国から仕入れた様々な新鮮な青果物を取り揃えている有機農産物の専門商社です。
協同商事がビール醸造へ着手するきっかけとなったのは、畑で栽培されていた地元の農作物の有効活用でした。
連作障害の対策として栽培された大麦、そして形が悪いという理由で市場では需要のない規格外品、さつまいも紅赤を使用して何かできないか…
このようにして、COEDOは始まりました。

※写真⑴:畑を挟む様に位置する落葉樹林帯が堆肥の源となる。

さつまいも紅赤は、およそ120年以上前に「八つ房」から突然変異で発見された品種で、大変人気のある品種でした。現在生産されているさつま芋の系統としては最も古いと言われています。

COEDOで使用しているさつまいも紅赤は、埼玉県三芳町の上富で「武蔵野の落ち葉堆肥農法」により産出されています。この循環型農業は高く評価されており、日本農業遺産にも登録され、環境負担が少なく持続可能な農業として世界からも注目されています。※写真⑴参照

当時と変わらぬ農法でつくられたさつまいも紅赤の味わいは、品種発見当初の純粋な味わいであり、少し懐かしさを感じるかもしれません。

※写真⑵ :獲れたての鮮やかな色が美しいさつまいも紅赤を手に取る高橋農園の高橋さん。

かつて川越地域の暮らしは、農作物の生産と、舟運による江戸との画期的な物流網の確立が発達を促進したと言えるでしょう。なかでもさつま芋は、栄養価の高さと収量の良さから食糧難の時期には大切な食糧源でした。

民俗学者の宮本常一氏が1962年に出版した著書『甘藷の歴史』のなかで「甘藷の伝来が、食料を豊かにした」と語っていますが、現代では食品ロスが環境への負担となっており、持続可能な開発目標のうちの一つとして課題となっています。

さつまいも紅赤の生産者さんである高橋農園さんは、現在11代目。
代々受け継いでこられた伝統農法を現在も実践している生産者さんの一人です。
さつまいも紅赤は、とりわけ作るのが難しく、熟練の技術・知識が必要なのだそうです。良質なさつま芋生産を可能にしている背景には、さつまいも紅赤の存在があったのです。

そんな貴重なさつまいも紅赤を少し分けていただき、今回特別に当店で販売させていただく事となりました。
昨年11月前後に収穫されたさつまいも紅赤は、温度と湿度を最適に保ち保存性を高めるキュアリング処理を施した後に貯蔵し、甘みの増してくる1~2月が食べ頃になります。

まさに今が旬のさつまいも紅赤を、お届けいたします。

品質を維持するためにあえて水洗いせず、土付きのままお送り致します。
また、さつまいも紅赤は寒さに弱いため、配送時は厚めのダンボールで保温性を高めてお送りいたしますが、最近の気温低下を受けて、発送後翌々日着となる寒冷地への配送は控えさせていただきます。誠に恐れ入りますが、ご理解頂けますと幸いです。

さつまいも紅赤は、ほくほく系で上品で控えめな甘みが特徴です。天ぷらやきんとんなど、調理に向いています。

是非COEDOビールと合わせて、お楽しみください。